大阪はなかなか行く機会がないので、気になっていた展覧会をはしごしてきました。
今回は、Immersive Museum(イマーシブミュージアム)とSPY×FAMILY 展に行ってきました。
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大阪の展覧会はしご
午前中に堂島リバーフォーラムの「Immersive Museum」に行き、午後は大丸梅田店の大丸ミュージアムの「スパイファミリー展」に行ってきました。
Immersive Museum
イマーシブミュージアムは、360度スクリーンにモネなど印象派画の作品が映し出される体感するアートです。
以前、兵庫県立美術館で開催されたゴッホの体験型ミュージアム「ゴッホ・アライブ」に行きましたがその時は人が多すぎてしんどかったですが、今回は人数も程よく座ったり、寝転んだりして鑑賞できました。
「印象 日の出」から始まり
「印象派」という名前の由来となったモネの「印象 日の出」から始まり、19世紀パリの「印象派展」のイメージ映像が流れました。
そして、印象派の画家たちの絵が360度映し出されます。私の好きなルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」の絵も大きく映し出されて大満足でした。
モネやルノワール以外にも、ピサロやドガなどたくさんの印象派画家の絵が見れました。
そして、絵画がどんどん近づいてきて絵画の中の世界に入る演出もあり面白かったです。
絵の具のタッチがどんどん大きくなって細分化されていく映像が、印象派の絵画らしい演出だなと思いました。
小説「ジヴェルニーの食卓」を思い起こす
そして、最後にモネの睡蓮の絵が会場全体に映し出されます。
最近、原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」という印象派画家4人に焦点を当てたアート小説を読んでいるのですが、モネの睡蓮についてこのような表現がありました。
クレマンソーは、池の底に沈んだ鯉が水面に浮かび上がってきた瞬間のように、ごく無意識に上を向いて、ひとつ、息をついた。
このアトリエに足を踏み入れると、あんなふうに呼吸を繋ぎたくなる。たちまち池に棲む魚かアメンボウのような気分になってしまうのだ。
モネの描いた睡蓮の絵に囲まれるというのは、そういうことだった。
「ジヴェルニーの食卓」より
偶然、最近読んでいた表現を体験した感じがしました。
1度目は写真を撮りながら観て、2度目は寝転んで映像と音楽に包まれながら鑑賞しました。
体験型ミュージアムは人が少ないことに限りますね。
Nintendo OSAKA
大丸梅田店にはNintendo OSAKAやポケモンセンターなどなどサブカルを取り扱った階もありました。
スパイファミリー展は時間指定制でしたので、時間までぶらぶら見て回りました。
ポケモンセンターは、すごく人が並んでいました。ポケモンカードを買うため?っぽい感じでした。凄い人気なんですね。
外国人多かったです
Nintendo OSAKAは外国人が多かったです。"ZELDA!"とか言ってました。(発音かっこいい)
任天堂のスマホアプリ「マイニンテンドー」でチェックインすると、シール2枚もらえました。
スプラトゥーンとピクミンでした。ピクミンうれしい!
ぶらっと歩き回って時間が来たので、スパイファミリー展の階に行きます。
SPY×FAMILY 展
展示の前半はキャラクター紹介やマンガのページが展示されていました。カラー絵もまとめて飾られており美麗でした。
フォージャー家の再現やロイドやアーニャたちの服、ボンド(犬)も飾られていました。
ボンドがモフモフでリアルでした。触りたいけど、展示物はお触り禁止です。
体験型ミッションあり
それぞれにミッションのキーワードがあり、最後にスタッフにキーワードを伝えるとステラのピンズがもらえました。
展覧会に8回行ってミッション達成すれば、インペリアル・スカラーになれる⁉そんなに行けませんが・・・。
ネームやラフスケッチも
そして、最後のコーナーでは、ネームや線画、ラフスケッチなどが展示されていました。
前半は自由に写真を撮れましたが、このコーナーは写真撮影NGでした。
映像や原画、キャラ紹介や場面再現など盛りだくさんで、スパイファミリーが好きな人は楽しめる内容となっていました。
展覧会グッズ
そして、グッズ販売は違う階(Nintendo OSAKAなどがある階)となっており、入場には展覧会観覧後にもらえるチケットが必要です。
今回はスパイファミリー展公式パンフレットとポストカードを購入しました。
会場では、漫画のページが何巻のどこといった説明でしか展示されていませんでしたが、パンフレットでは作者の解説が載っていたり、インタビューや描き下ろしの漫画もあるのでかなりお得なパンフレットでした。
大阪の展覧会まとめ
1日歩き回ると、さすがに疲れました。
でも大阪まで行く機会が少ないのでまとめて鑑賞できて良かったです。
本当は、中之島美術館の「平行人生 — 新宮 晋+レンゾ・ピアノ展」(関西国際空港を設計した建築家のレンゾ・ピアノと関空内のアートを作った新宮 晋として有名です)や「冨樫義博展 -PUZZLE-」も行きたいですが、無理そうですね。
次は冬頃、中之島美術館で開催される「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」を観に行きたいと思います。