11月に体験したこと、遊んだゲーム、読んだ本で良かったことをまとめました。
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今月の良かったこと ~本・ゲーム・動画など~
竹田城や出石に行ってきました。竹田城は運が良ければ雲海が見れる季節でしたが、残念ながら見れませんでした。
紅葉を見たり、出石そばを食べたりとまったり過ごせたので良かったです。
読書
今月はネットのなろう小説にずっとはまってしまい、他の事をあまりできませんでした。
たゆたえども沈まず
今や誰もが知る画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正の史実を基にしたフィクション作品です。史実ではゴッホと林忠正が接触していたことは確認されていませんが、架空の人物である加納重吉を加えることで、ゴッホと林忠正の接触が描かれていました。
とはいえ、重吉とフィンセント・ファン・ゴッホの弟テオの交友がストーリーの大きな部分を占めており、林さんがあまり活躍できていない部分が消化不良に感じました。絵を描き続けるしか生きられないフィンセントと兄を支え続けたテオのゴッホ兄弟の苦悩が中心に描かれていたように思います。
ゴッホの史実を知っていると、バッドエンドしか待ち受けていないのでハラハラしながら読んでいました。最後にゴッホ兄弟のすれ違いや思いやりが悲しい結末に上手く繋がっていました。
浮世絵が印象派を始めフランスのアートに大きな影響を与えた事や、ゴッホの様々な作品が作中に出てくるので、アートへの造詣が深まり、アート小説としても楽しめました。
ゴッホのあしあと
「たゆたえども沈まず」と同じ作者、原田マハさんのゴッホ解説本です。「たゆたえども沈まず」は、史実にフィクションを混ぜた作品ですが、本作はゴッホの史実解説やフランスでゴッホのあしあとを辿っています。
「たゆたえども沈まず」が書かれたいきさつや小説にこめたメッセージについても言及しており、小説を読んだ後のファンブックとしても興味深かったです。「ゴッホのあしあと」は単体でも面白いですが、「たゆたえども沈まず」とセットで読むと楽しめる内容だと感じました。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 24巻
文化祭前日にみんなで温泉施設で映像の編集をするという青春漫画にありそうな展開ですが、智子より弟の智貴が中心でした。智貴が無自覚ハーレム主人公のようになっています。
そして長かった文化祭準備編も終わり、とうとう文化祭が始まりました。身内ネタと度々言われていたのでどんな内容かなと思っていましたが、普通に面白かったです。少し毒のあるキ○ラ系日常ドラマでした。
大きなイベントも終わりましたが、次巻も文化祭編が続くみたいです。
IDOL×IDOL STORY! 1巻
「NEW GAME!」得能正太郎さんの新作です。絵柄がNEW GAMEと印象が違い、より繊細な絵になっていました。
夢を諦めた元アイドルのミミと、ミミに憧れていた現役アイドル・イブキが出会い、一緒にサバイバルオーディション番組への出演を目指すことになるストーリー。挫折を味わったミミが立ち直るまでの流れが王道ですが良かったです。
1巻では最初のオーディションで16人が残り、最終的には5人だけしか残れないと言われます。アイドル漫画というよりは、アイドルオークション漫画なのかなと思います。
「おねぇちゃん日和」1、2巻
関西の姉と妹のゆるゆる日常マンガです。二人が話すのは関西弁ですが、かなりゆるいボケとツッコミが繰り出されます。「あずまんが大王」の大阪こと春日歩の関西弁のノリが好きな人は楽しめると思います。ゆるい間のあるコマの描き方が上手いと思いました。
うさくんの脳みそやわらかい
ギャグマンガの短編集です。ゲーム制作会社が舞台の「にゃん天堂」の単行本未収録作品が収録されているということで読みました。他にもコミケに行くためにお金を貯める女の子たちの話や「RPGシリーズ」など多ジャンルのギャグマンガが楽しめました。
コミケ少女の話では、足にドレッシングやソースをかけるという理解できないフェチイラストの同志がいたりとぶっ飛んだ内容で笑いました。
君のことが大大大大大好きな100人の彼女 1-3巻
アニメ放送中の作品。タイトルから頭悪いな~(誉め言葉)と思っていましたが、内容はさらに頭悪いです(誉め言葉です)。電子書籍で3巻まで無料試し読みできたので読んでみました。
本当にヒロイン100人出すの?タイトル詐欺か?と思っていましたが、3巻でヒロイン6人と着実に増えているので100人いけそうかな?最終的に50巻以上になるのでしょうか?
恋人100人作ろうとする無茶なストーリーなので、登場人物全員ぶっ飛んでおり、ぶっ飛んだストーリーが楽しめました。でも主人公が誠実?に全員を愛すると豪語しているので、不快感なく読めました。
遊んだゲーム
今月はほとんどコンシュマーゲームしなかったです。スパイダーマン2が途中で止まってるので、続けたいところでしたが、今月は読書月間となりました。
視聴した動画
フリーレン面白いですね。最近、スマホでグーグルのおすすめ記事(Google Discover)が、フリーレンのアウラのイラストや大喜利ばかりすすめてきます。いや、あのシーン好きだけども。グーグルさんに癖がばれてます。恐ろしや・・・。
グリッドマン ユニバース
グリッドマンのテレビアニメ2作品(グリッドマンとダイナゼノン)が繋がった映画です。プライムビデオで視聴しました。お祭り的な作品かなと思いましたが、シリーズで広げた風呂敷をしっかり畳む内容となっていました。
中盤から怒涛の勢いで乗り切っていく感は良くも悪くもトリガーらしいなと思いましたが、主題歌2曲での盛り上げ、新しい合体につぐ合体と熱かったです。グリッドマンの最後に現実世界(実写)に戻ったアカネの演出が賛否ありましたが、今回も実写演出がありました。そう繋げるのかと納得できました。
テレビアニメシリーズ2作とも見ていないと意味わからないですが、見ていた人には良いファンムービーとなっていました。
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇
グリッドマン ユニバースに続き、こちらもトリガー作品です。テレビアニメ「天元突破グレンラガン」の前半をまとめた総集編的な映画です。プライムビデオで視聴しました。
旅立ちとシリーズ中盤の盛り上がる部分をまとめた内容となっており、仲間が集まっていく過程のところは歌と共にダイジェストで流されてしまっています。この映画だけでは内容全体は理解できないと思いました。私はテレビアニメ版を全部見ていたので、こんなストーリーだったなと思い出せて良かったです。
綿の国星
1984年のアニメ映画でした。プライムビデオにあったので何気なく見てみましたが、なかなか面白かったです。擬人化された女の子の子猫を主人公とした作品で、猫と視聴者から見ると人の姿ですが、劇中の人からはただの猫にしか見えていません。
人の姿ですが、やっていることは猫の行動という描写が面白かったです。猫なりに人のように考えて行動していますが、結果的には猫の習性が出ていました。
ラブ&ポップ
庵野秀明監督で、村上龍氏原作の小説の実写映画です。シン・ゴジラやシン・仮面ライダーと最近実写映画を撮り出したのかと思っていましたが、ずいぶん前から実写映画を撮っていたのですね。
この作品良かったかと言われると・・・、気持ち悪かったです。指輪が欲しくてお金を貯める女子高生の援○交際を題材にしており、気持ちの悪い男性がたくさん出てきます。ですが、画の構図やグリグリ回るカメラなどエヴァンゲリオンのアニメの演出を実写でやっている感じで、せわしなく動き回る映像が女子高生のせわしない日常と合わさって見応えがありました。
おすすめはあまりしませんが、庵野秀明監督の昔の実写作品見てみたいなと言う人は見てみてもいいかもです。あと、当時まだ無名だった女子高生の仲間由紀恵さんの演技が見れたのも良かったです。一人だけオーラが違っていました。
映画
今月は「ゴジラ-1.0」を見てきました。
「ゴジラ-1.0」
シンゴジラ以来の日本のゴジラ。映像の迫力が凄かったです。日本映画のCGレベルもかなり上がったなと実感しました。おまけ程度にしか思っていなかった人間ドラマ部分も感動的で戦後に生きる人たちの生き様が描かれていました。
ゴジラシリーズは海外版のゴジラとコングの映画「Godzilla x Kong: The New Empire」やドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」(なぜApple TV+独占配信なのかと不満ですが・・・)など今後の展開も目が離せません。
今月の良かったことまとめ
今月は読書月間でした。積読の小説も多いので崩していきたいです。
あと一月で今年も終わりですね。1年間の買って良かった物や体験して良かったことをまとめた記事を書きたいなと思います。