Flamin-GO

その時々で興味のあることや気になったことを徒然なるままに書き綴るブログ

今月の良かったこと ~本・ゲーム・動画など~ 【23年10月まとめ】

10月に体験したこと、遊んだゲーム、読んだ本で良かったことをまとめました。

今月の良かったこと ~本・ゲーム・動画など~

今月の良かったこと

スポンサーリンク

 

 

今月の良かったこと ~本・ゲーム・動画など~

良くなかったことですが、今月はコロナに感染しました。家族でコロコロ移しあったので、今月は丸々つぶれてしまった感じです。コロナは初感染でしたが、喉がかなり痛かったです。

治った後は空気が美味しい!と感じました。スーハ―、スーハ―、空気美味しい。

読書

コロナで寝ていることが多かったので、今月は読書多めでした。漫画を大量に購入していたので、読めて良かった?です。

ダ・ヴィンチ 10月号

特集記事のWE TALK ABOUT『君たちはどう生きるか』が面白かったです。芸能人やアーティストなどが映画「君たちはどう生きるか」を見た感想を寄稿した特集でした。

よく分からないけど凄かった(ニュアンスで)という感想が共通していました。現代アートの展覧会で「お金を払ったのに、わけがわからないものを見せられた」とクレームを言われたことを引き合いに出し、今回の映画もそのようなものだといった説明をしている人がおり興味深かったです。

シャングリラ・フロンティア 1巻

アニメも始まった「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」の漫画版です。SAOみたいにフルダイブ型VRゲームを舞台にした作品でした。

クソゲー愛好家の主人公が今までのクソゲーで培った経験(バグでも敵を倒したりなど)を活用し、人気ゲーム「シャングリラ・フロンティア」を攻略していくストーリーが爽快でした。世界でも1匹しかいないボスキャラに倒され、どんどんゲームにのめり込んでいく過程が良かったです。

雑用付与術師が自分の最強に気付くまで 1巻

よくあるパーティー追放されたけど実は最強だった系作品です。追放された元パーティではずっと否定されて、自己肯定感が低い主人公ですが、幼馴染が誘ってくれたパーティで周りに認められていく(主人公はそのことに気付かない)ストーリーでした。

タイトルが”自分の最強に気付くまで”とあるので最後の方まで気付かないかもですが、主人公のウジウジが続きすぎると食傷気味になりそうです。1巻は良かったです。

映画大好きポンポさん シリーズ

「映画大好きポンポさん」シリーズの外伝作品3作読みました。

  • 映画大好きフランちゃん NYALLYWOOD STUDIOS SERIES
  • 映画大好きカーナちゃん NYALLYWOOD STUDIOS SERIES
  • 映画大好きポンポさん the Omnibus

映画大好きポンポさん2巻後のストーリーで、女優を目指す先輩後輩のフランちゃん、カーナちゃんがそれぞれスター俳優になるまでを描いていました。フランは天才肌で感覚で役を演じていくのに反し、カーナは計算で努力して天才の域に届く話で対照的でした。凡人のカーナが計算でがむしゃらに演技をして、最後にスターの領域にたどり着いていた展開が個人的には好みです。

オムニバスは短編の話が何話かありましたが、ポンポさんのおじいさんが映画業界で成り上がっていく話が良かったです。天才を見出す才能をもつおじいさんが、最後に天才の孫(ポンポさん)と出会うラストが感動的でした。

ぼっち・ざ・ろっく! 4-6巻

アニメ放送から1年経ちましたね。ぼざろ熱はまだまだ冷めません。来年の劇場総集編が楽しみです!

4巻からはライバル?バンドグループSIDEROSのメンバーやバイト先の後輩が増えたりと、一癖も二癖もあるキャラが増えて世界が広がっていく感じでした。結束バンドのメンバーもどんどんやばくなってまともなのが虹夏ちゃん1人だけのような気が・・・。

フェスにレーベルに、どんどん音楽業界に足を踏み入れていくメンバーたちの青春が描かれていて良かったです。

岸辺露伴 ルーヴルヘ行く

実写映画版が良かったので、原作も読んでみました。実写はルーブル美術館に行くまでのストーリーもあり厚いドラマとなっていましたが、原作はあっさりとルーブルに行く感じでした。「最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵」の描写も実写の方が怖かったです。原作→実写だとかなり楽しめる作品かなと思いました。

にゃん天堂 1,2巻

時代にとらわれないゲームを開発するにゃん天堂のスーニャン開発部の日常を描くギャグ漫画です。開発力不足で〇天堂のスーファミ以降が出ない世界で〇ボックスや〇レイステーションは新型が次々出る中、アイデアだけで生き残っていくというメタ的要素もあるゲーム業界のお話でした。

ノベルゲームや格闘、スポーツなど色々なジャンルで突き抜けたアイデアが出てきて面白かったです。なぜそうなる⁉という展開のゲームも多く、実際にあったら面白そうだなと思うゲームも多かったです(お色気ギャグ要素も多いですが)。最後は超大作RPGを作り上げてきれいに終わったので良かったです。

ウィッチウォッチ 1-7巻

YouTubeのジャンプチャンネルでボイスコミックでハマってコミックも購入しました。一気に7巻まで読んでしまいました。

ギャグありラブコメありバトルありと何でもありですが、すごく綺麗にまとまってます。鬼の力を持つ少年・モリヒトが、魔女修行中の幼馴染・ニコの使い魔として同居する中で、コメディが繰り広げられます。日常パートでは、ニコの魔法でドタバタがありドラえもんのような短編が続きますが、ギャグの切れが良く笑いながら読みました。特に4巻のシンクロしながら抹茶を点てるエピソードは、久々に漫画を読みながら声を出して笑いました。

ギャグ回が後のシリアスでの伏線になっていたりと、油断していると驚かされる展開もあり、かなりオススメな漫画です。ヒロイン1人に同居人の男4人と少女漫画的な展開(作中でもツッコまれていましたが)ですが、少年漫画として楽しめます。とりあえず「ウィッチウォッチ」のタイトルが回収される6巻まで一気読みしてほしい作品です。

賢者の弟子を名乗る賢者 19巻

犯罪組織の本拠地を見つけ出し殲滅する回です。行方不明だった九賢者のうち8人が揃い、他国の最強プレイヤーと連携しつつもギリギリのバトルに次ぐバトルの熱い回でした。犯罪組織編もひと段落したので、残り1人の賢者探しだけとなり終盤に差し掛かっていきそうな雰囲気です。表紙絵も九賢者のうち8人が描かれており、ここまで来たかと感無量でした。

クララとお日さま

カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞第一作作品です。人工知能を搭載したロボットのクララが、病弱な少女ジョジーと出会い友情を育んでゆく物語でした。

話はAIロボットのクララ視点で進んでいきます。最初はクララたちがどういう存在で、どんな世界観か分からない手探り状態で話が進んでいきますが、最後まで読むと繋がっていき理解できました。小説のこの手探り感が好きなので良かったです。

本作を読んで感じたイメージはトイストーリー1-3をまとめた感じでした。少女ジョジーと友達になり、一緒に問題を乗り越え、ジョジーが成長すると役目を終える・・・。あんなに頑張ってたクララだけど結局はロボットでしかなかったのかなと少し寂しさを感じるラストでした。

翻訳がとても優しい文章で、絵本を読んでいるように物語を楽しめたのも良かったです。作中では太陽がキーとなりますが、原題の"Klara and the Sun"を太陽、日などと訳さず「お日さま」と訳したのはセンスがあるなと感じました。タイトルから優しさが感じられます。

AIが発達している今日この頃ですが、AIは道具なのか、友達のような存在となり得るのか、友達になったとしてどう扱われるのか、など考えさせられる小説でした。

たゆたえども沈まず

2/3読了しました。天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正の2人に焦点を当てた原田マハさんのアート小説です。ゴッホは、今でこそ知らない人はいない画家ですが、生前に売れた絵は1枚のみだったと言われています。頑張って絵を描いても売れないという事実を知っていると展開が辛く感じますが、史実を扱った小説は結末を知っているからこそ楽しめる作品でもあるなと感じました。

当時の印象派画家たちは日本の浮世絵に衝撃を受けていますが、ゴッホもその一人です。日本では紙屑同然だった浮世絵がフランスで高値で売買されることに目をつけた日本人画商・林忠正とゴッホの出会いもこの作品の魅力でした。ゴッホの弟テオと林忠正の部下である忠正の”脇役”を通して二人の天才が描かれます。

原田マハさんの作品は、画家に焦点を当てても本人の心情を描かず、周りの人を通して人物像を作り上げていくのが上手いなと思いました。実際に語った言葉(手紙)や作品を土台として話を組み立てているのでリアリティがあり、実際にそういうことがあったのかもと思わせられる説得力が凄いです。残り1/3も一気に読み進めたいと思います。

遊んだゲーム

今はスパイダーマン2にハマっています。

溶鉄のマルフーシャ

2.5Dのドット絵で描かれたディストピア世界で国境の門を守る衛兵の少女マルフーシャとなり、迫りくる敵から門を防衛します。シューティング・タワーディフェンスゲームです。マルフーシャちゃんは奮闘しますが、戦況はどんどん悪化していき・・・。

1ステージが短くテンポよく遊べて、ゲームクリアまで40分くらいで終わりますが、サブキャラとの個別エンドなどを含めてエンディングが複数あるので、何度もプレイしたくなります。というかハッピーエンドはあるのだろうか・・・?

2.5Dのドット絵の少女たちは可愛く、ラストまでは明るい雰囲気があるので(納税の圧が凄いですが)プレイして楽しかったです。

Sea of Stars

クラシックな雰囲気があるRPGです。ターン制ですが、敵の攻撃時にタイミングよくボタンを押してガードできたり、攻撃時にボタンを押して連続攻撃したりと退屈さを感じさせない作りになっています。

ストーリーはザ・王道という感じで、古き良き和ゲーRPGからインスパイアを受けた感じが出ています。ドット絵も温かみがあり可愛らしいグラフィックです。

ストーリーはこれで終わりかなと思う場面が2回ありましたが、その後も続いていき、インディーズですがかなり長めです。スパイダーマン2をプレイするため一時中断中ですが、楽しいRPGです。

スパイダーマン2

かなり面白いです!前作から進化しマップも広くなりましたが移動も速くなり快適です。2人のスパイダーマンがニューヨークの街を飛び回り、時には出会って一緒に犯罪者を退治したり、他のキャラとも連携したりとできることが増えています。ブラックキャットとの空間移動でのバトルは、ラチェクラでの技術を使ってる感じで楽しかったです。

ファストトラベルの演出が良かったり、ロードなしで物語とゲーム体験がシームレスに繋がっていたりと超快適すぎて没入感が半端ないです。これぞPS5をフル活用したゲームだなと思いました。

まだ序盤のプレイなのでヴェノムは登場していませんが、どのような展開になっていくのか楽しみです。

視聴した動画

新クールの月になりましたね。今シーズンは「薬屋のひとりごと」と「葬送のフリーレン」が飛びぬけて面白いです。どちらも原作読んでますが、期待通りの出来で満足です。

他にも「ティアムーン帝国物語」や「シャングリラ・フロンティア」も期待作ですね。「パリピ孔明」のドラマも面白いです。

グランド・ブダペスト・ホテル

ウェス・アンダーソン監督作品。かつて栄華を極めたヨーロッパ最高のホテルの伝説のコンシェルジュが連続殺人事件に挑むミステリー・コメディです。

映像がアーティスティックでした。遺産相続や脱獄など重い話ですがテンポよく軽く進んでいき見やすかったです。殺人事件もテンポよく起こりました・・・。

秒速5センチメートル

何度も見ていますが、昔の新海誠監督作品が観たくなり視聴。初恋は実らない・・・オムニバス形式の作品です。やっぱり絵が美しいです。桜が舞い散る冒頭のシーンは圧巻です。あと、メジャーになってしまった君の名は以降、鳴りを潜めてしまった一人語りポエムが炸裂していてすごく良かったです。

小さいころに転校で離れ離れになった少年少女が、中学生になり会いに行く1話目は、雪のため電車が遅延し約束の時間に間に合わない焦燥感が出ていて良かったです。電車の遅延は大人になると仕方ないなと思えますが、子どもの頃はなんだかかなり焦りますよね。あとスマホ(携帯電話)が普及する前のやり取りが難しい時代感も良かったです。見た後はモヤモヤした何かが残る良作でした。

雲のむこう、約束の場所

昔の新海誠監督作品第二弾。新海誠作品の絵作りの原点的な作品に感じます。夢で2人が出会った瞬間の光の差し込み、塔をクルクル回すアングルなどこれぞ新海節な映像が堪能できました。

ストーリーは世界系で世界か彼女か選ぶ新海監督の十八番です。これも主人公のポエムが炸裂しており、見るポエムとしてとても好きな作品です。今は超売れっ子監督ですが、みんなの期待を裏切って昔の味が存分に出た作品をまた作ってほしいなと思ったり。

モスラ

モスラが主人公の3部作の1作目。ゴジラの新作映画「ゴジラ-1.0」が11月に公開ということで、何かゴジラ作品を見たいなと探してたところ、モスラが主人公の作品を発見し視聴しました。

モスラ(成虫)とモスラ(幼虫)の親子愛が泣けました。虫の親子を見て感動する時がくるとは・・・。人間側は子どもが主人公で、今のゴジラ作品と違い子供向けの映画だなと思いました。

今月の良かったことまとめ

今月は家族で順々にコロナにかかり、なかなかブログを書く時間が取れませんでした・・・。来月はもうちょっと書きたいです。

でも読書がかなりはかどりました。頭が働かない時は漫画が最高ですね。皆さんも風邪やコロナなどにはお気を付けください。