「When the Past was Around 過去といた頃」をクリアした感想やレビューです。
音楽とイラストが魅力のクリック方式のお手軽パズル・アドベンチャーゲームです。
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音楽にまつわる女性エダの過去を旅する物語
「When the Past was Around 過去といた頃」は、スマホ・PS4・スイッチ・Xbox Oneで出ています。
私はPS4版をプレイしました。
ゲーム自体は値段相応に短いものでしたが、温かみあるイラストや音楽がいい雰囲気でした。
このゲームは、20代前半の女性エダが主人公の物語です。
音楽にまつわる過去と向き合い、未来へと歩を進める過程を追体験する内容となっています。
ステージにある物をクリックして鍵を開けたり、パズルを解いて過去にまつわる思い出を追体験するようになっています。
過去と向き合い、未来へと歩を進める
エダは、挫折しバイオリンを弾かなくなっていました。
そんなある日、バイオリンを弾くオウルという男性(フクロウ?)と出会い、恋人関係になり、色々な思い出を一緒に作っていきます。


しかし、物語が語られるのは未来のエダの視点からとなっています。
エダは、その時点で一人になった部屋も荒れ果てた状態になっています。
幸せそうな過去から、暗い現在に至るまでに何があったのか?
プレイヤーはエダの過去を追体験しながら、謎を解いていきます。
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時々難しいパズルゲーム


ゲームは一つの部屋などのステージで、小物をクリックしながら、物語を進めていきます。
部屋に転がってる物を使って小箱を開けたり、暗号を見つけて謎を解いてきます。
クリックで折り紙を折ったりと、ちょっと変わった演出もあり、おっ!となりました。
部屋を片付けたり、鳥を触ったりと物語進行に関係ない部分をクリックして遊び要素もあり、楽しめました。


ヒントボタンが用意されており、どこがクリックできるかが分かります。
でも、進行するためのヒントがないので、次何をすればいいのか分からない時もありました。
繰り返される音楽が魅力
このゲームには、台詞が一切ありません。
登場人物の表情や音楽で感情やストーリーが表現されていました。
彼が弾いていたバイオリンのフレーズが、BGM全体の主題ともなっていました。
ゲームのBGMにアレンジされていたり、システム部分に連続でカーソルをあわせるとバイオリン曲のフレーズが演奏できたりと、音に関する遊びが楽しかったです。
ちょっとした息抜きに遊べる雰囲気の良いゲーム
過去の挫折から立ち直る女性の姿が描かれており、エンディングはちょっとうるっときました。
ゲームは数時間程でクリアできるものでしたが、イラストもオシャレで、音楽のフレーズがずっと頭に残りました。
元の値段も安いですが、私はセールで買ってプレイしたのでかなり満足できました。
お気に入りに登録しておき、セール時に買ってみるのもありかもしれません。