大阪中之島美術館で2つの展覧会が開催されていたので、「テート美術館」展と「女性画家たちの大阪」展の両方を観てきました。
西洋と日本の美術を同時に堪能出来て良かったです。
スポンサーリンク
「テート美術館」展と「女性画家たちの大阪」展
大阪中之島美術館に初めて行ってきましたが(外観だけは見たことがあるのですが)、かなり大きな建物でした。だいたい2つの展覧会が時期をずらして開催されているのですが、今回は同時に開催されていたので、両方とも行ってきました。
- テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
- 決定版! 女性画家たちの大阪
大阪にはめったに行かないので、その他に寄ったところも紹介したいと思います。
メンバーシップに加入
中之島美術館ではメンバーシップ会員に入ることができ、6,000円で1年間メンバーシップに加入できます。
特典として、各展覧会をそれぞれ1回無料観覧できるというものがあり(対象外もあるようです)、今回の2つの展覧会と来年に行われる「モネ 連作の情景」に行ったら元が取れるなぁということで加入しました。
各展覧会の入り口でQRコードを見せると入れるので楽でした。
テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ
イギリスのテート美術館のコレクションより「光」をテーマにした作品が展示されていました。今回の目玉でもあるターナーの作品や光の画家と言ったら思いつく印象派の画家たちの絵も見ることができました。モネの作品も2点ありました。
現代のアーティストのオブジェクト作品もあり、ネオンの光が眩しいものや、巨大なガラスのオブジェクトに光が当たって映し出される影など面白かったです。
18世紀末から現代までの作品が時系列で展示されており、宗教絵画に始まって自然の風景の絵画、幾何学的な絵、そしてネオンのオブジェに至り、振り幅が大きくて見応えがありました。
決定版! 女性画家たちの大阪
近代大阪の女性日本画家の絵が一堂に集まって展示されていました。最初は大正時代に活躍した島成園の作品から始まりました。
今でこそ女性のイラストレーターなどは普通ですが、大正では奇異の目で見られたりしたようです。顔に痣を描いた島成園の自画像は心に残りました。本人に痣はなかったようですが、女性画家の扱われ方を痣で表したのではという解説があり、なるほどと思いました。
そして女性画家が集まって開かれた展覧会の絵や、後進の女性を育成するため画塾を開いたりと女性画家の裾野が広がっていく様子が分かりました。後半は昭和の雑誌のイラストなどもあり、日本画と少女漫画風タッチが混ざった絵も展示されていました。
展覧会で買った物
今回はポストカードとポストカードフレームを購入しました。図録も買いたかったのですが、結構お値段高めだったので、今回はあきらめました。
美術館に行くと、たまにおしゃれなアンティーク調のポストカードフレームが売ってあるので、前から気になってたので今回購入してみました。写真では分かりにくいですが、ちょっと経年劣化で錆びたような色調で気に入りました。
大阪散策
年末に行ったので人が多かったです。毎回道に迷ってしまいますが、今回も迷ってました。グーグルマップ見ても分からなくなる・・・。
今回は大丸にあるニンテンドーストアや阪急のデパ地下にも行ってきました。デパ地下でお菓子を買おうと思っていたのですが、目当てのものは完売でした。
そのかわり、東京でしかないButter Butler(バターバトラー)が期間限定で出店していたので、そちらを買いました。東京土産でいただいたことがあるのですが美味しかったです。基本のバターフィナンシェと季節限定のバターチョコレートフィナンシェを購入しました。
ニンテンドーストアではプレゼント用の任天堂キャラが描かれたボールペンと自分用にピクミンのエコバッグを買いました。黄5ペレットを黄ピクミンが運んでる絵柄で可愛いです。
まとめ
年末でしたが、展覧会には人がそんなに多くなくゆっくり観ることができました。せっかくメンバーシップになったので、モネ以外にもまた来たいと思いました。
あと、大丸に行ったときに来年1月にアニメ「その着せ替え人形は恋をする」と「リコリス・リコイル」の展覧会の告知がありました。行かねば。