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「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ」クリアレビュー 終幕へ期待を高めるプロローグ的作品

「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ -CRIMSON SiN-」をクリアした感想・レビューです。

何度つまづいても最後にたどり着くために奮闘する主人公ヴァンたちの姿が描かれていました。

「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ」クリアレビュー 終幕へ期待を高めるプロローグ的作品

「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ」クリアレビュー

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壮大な最終舞台に期待を高めるためのプロローグ的作品

「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ」クリアレビュー 終幕へ期待を高めるプロローグ的作品

主人公と似た姿の謎の紅黎い獣

黎の軌跡Ⅱは、前作から続くストーリーで後に続くであろう大事件のためのプロローグ的な物語だと感じました。

前作の登場キャラに加え、スウィンとナーディアの新キャラ(違うシリーズで登場していますが)が加わりました。

前作をプレイする必要はある?

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ヴァンの食レポが今作も炸裂

ゲーム内に「アーカイブ」があるので、前作のストーリーを短縮版で見られるようになっています。
ですが、「黎の軌跡」は最低限プレイしておいた方が話は分かると思います。
PS5版は、今作と同様に倍速で遊べたりと、システムが似ているのでおすすめです。

私は、「零の軌跡」と「碧の軌跡」以来のプレイですが、なんとなくついて行けました。

ストーリーはチャプター選択方式

前作と違って章の数は少なくなっていますが、章ごとの量が増えています。
ストーリーはチャプターを選択して分岐していくようになっています。
選んだ順番によってチャプターの表現が少し変化し、ゲームの後半になるほど時系列に関わる現象の影響が大きくなっていくようです。

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選択肢でルートが変わる

とはいっても、どちらかのチャプターを選んでも、後でもう一方も見られるようになっているので、選択にデメリットがあったり不正解があることはありません。
分岐はあってもエンディングはひとつなので、それほど気にすることはないと思いました。

さらに快適になったバトルシステム

フィールドバトルからコマンドバトルへスムーズに移ることができます。
また、それぞれのバトルもブラッシュアップされていると感じました。

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スピード倍率を細かく設定できるのが快適

ハイスピードモードが搭載されており、フィールドとコマンドバトルでそれぞれ速さを分けて設定できるのも便利でした。

フィールドバトル

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フィールドバトルが派手で快適に

前作は回避と武器攻撃だけでしたが、魔法属性のアーツを使えるようになりました。

敵が近づくまえに遠距離からアーツを撃ち込んで、その後近接攻撃をするなど、単調だった前作から戦略性が増しました。

さらに、敵の攻撃をタイミングよく回避すると「クロスチャージ」が発動アイコンが出て、タイミングよくボタンを押すとチャージアタックが発動します。

コマンドバトル
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EXチェインで強力な一撃

今作では「EXチェイン」という要素が加わりました。
敵をスタンさせた状態でシャードブーストし、仲間が隣接して攻撃すると、ふたりの強力なクラフト攻撃を繰り出すことができます。
狙った敵とその近くの敵に大ダメージが与えられるので、ザコモンスターを一気に殲滅でき爽快感が増しました。

やり込み要素「メルヒェンガルテン」

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仮想現実世界でファンタジー要素が味わえる

「お伽の庭城(メルヒェンガルテン)」は、仮想空間のダンジョンで、自由にパーティーを組むことができます。

ストーリーでは一緒に行動していないキャラもいますが、メルヒェンガルテンでは一緒に探索ができるようになっています。

キャラクターのレベル上げや装備の強化ができます。そして、ここでしか行なえないクラフトの強化もできます。

ゲームをクリアするうえでプレイしなくても問題ありませんが、強化したりオマケ要素が多いのである程度はプレイしておく方がお得です。

ダンジョンのアイテムでガチャに挑戦

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アイテムを集めていわゆるガチャが楽しめる

メルヒェンガルテン内のダンジョンで手に入るシャードトークンを集めると、「ミスティックキューブ」解析ができるようになります。
要はガチャができるようになります。

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有料DLCでもおかしくない水着などの衣装もゲットできる

ガチャにはアイテムや前作のDLCだった水着や湯あみ着などの服も手に入ります。かなり太っ腹なシステムです!

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水着衣装も完備!
クラフトの強化

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クラフト強化ができるのでやり込んだ方がお得

ミスティックキューブ解析で入手できる特殊アイテムを使用すると、各キャラクターのクラフトやSクラフトを段階的に強化することができます。

クラフト強化はここでしかできないので、オマケ要素のメルヒェンガルテンもかなりやり込んでしまいます。

ミニゲーム

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色々なミニゲームも用意されている

釣りやカードゲーム「セブンスハーツ」、バスケなど色々なミニゲームが遊べます。

ストーリーに組み込まれてるミニゲームもあれば、フィールドで任意に遊べるものもありました。

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尾行やハッキングなどストーリー上のミニゲームも

物語

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最後のゲネシスを巡る物語が展開される

前作でゲネシスを7つ集めましたが、今作は最後のゲネシスを巡る物語となっています。
冒頭でも述べましたが、今回の物語は次回作への期待を高めるプロローグ的な立ち位置に感じました。
3歩進んで2歩下がるような展開でした。

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負けては何度も繰り返すストーリー

今作は繰り返しを題材にしているので、何回もヴァンたちが負けてやり直すという展開ばかりだなという印象を受けました。
前作では、最悪の状況でもなんとか切り抜けてきたにもかかわらず、今作ではあっさり負けてしまう展開はなんだかなぁ……という感想になりました。

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学園も舞台に!登校中に食パンときたら・・・
少し進む三角関係

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微笑ましい三角関係も物語の魅力のひとつ

 

さヴァンとアニエスの恋愛前の微笑ましい関係、ヴァンとエレインの昔の恋心からの複雑な心境が今回も描かれていて良かったです。
アニエスもエレインも前作より自分の思いを出すようになっていて、ヴァンも少したじろいでいました。

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最後はやっぱりアニエスがヒロインだな~と感じるシーンも

今作ではエレインがメインの扱いになったので、優勢になるかと思いきや、ラストでアニエスがグイグイきてました。
次回作ではどう進展するのか、しないのか楽しみです。

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スウィンとナーディアの2人の物語も良かったです

「黎の軌跡Ⅱ」クリアレビューまとめ

戦闘システムはかなりテンポが良く快適・爽快になっていました。
ハイスピードモードがあるので、ダンジョンで行ったり来たりがストレスなく行えました。

ストーリーはちょっとだけ進展したという感じだったので、今回溜めた分 次回作でどんな展開があるのか楽しみにしています。