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「ENDER LILIES」(エンダーリリーズ)レビュー 可愛いビジュアルに美しい音楽、ハードなアクション

「ENDER LILIES」(エンダーリリーズ)をクリアした感想やレビューを紹介します。

可愛い少女と美しい音楽、2D横視点のシビアな戦闘や探索が楽しめる「メトロイドヴァニア」タイプのゲームです。

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ENDER LILIES レビュー

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悲しくも美しい世界が魅力のエンダーリリーズ

「メトロイドヴァニア」とは「メトロイド」と「キャッスルヴァニア(悪魔城ドラキュラの欧米版タイトル)」という2つのゲームシリーズの名前を組み合わせた造語で、マップ探索型アクションゲームがこう呼ばれます。難易度が高い作品が多いのも特徴です。

「ENDER LILIES」(エンダーリリーズ)も「メトロイドヴァニア」と呼ばれるのにふさわしく、探索でマップを開拓したり、死にゲーと呼ばれるような何度も繰り返し敵に挑むゲームでした。

私はメトロイドヴァニア系のゲームは苦手で、「悪魔城ドラキュラ」や精神的続編である「Bloodstained: Ritual of the Night」をプレイしたことがありますが途中というか序盤で投げ出しています。

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リリィという少女を操作するマップ探索型アクションゲーム

でも「エンダーリリーズ」は難しいですが、ストレスフリーな作りで最後までプレイし無事クリアできました。

「エンダーリリーズ」はメトロイドヴァニア系ゲームの初心者に最適なゲームだと思います。クリア後はやりこみ要素や難易度調整もあるので、メトロイドヴァニア系が得意な人でも満足なゲームだと思います。

「エンダーリリーズ」のPS4版をPS5でプレイした感想・レビューです。

不気味だけど美しい世界観

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突然目を覚ますリリィ

教会のような地下の施設で少女が目を覚ますと、そこで不死身の騎士と出会います。真っ白に輝く少女リリィを操作し、不気味だけどどこか美しさを感じるマップを移動します。

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状況も分からず世界を旅するリリィ

すると、「死の雨」により、人が凶暴な不死者へと変貌した世界が現れます。そして、どうやらリリィは不死者を浄化する能力があると分かります。

リリィと黒衣をまとった騎士の2人による、「死の雨」により滅びた王国の謎を解き明かす旅が始まります。

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ボスを倒すと彼らの記憶を見ることができる

物語ははっきりとは語られず、不死者を浄化し過去の記憶を見たり、ステージのあちらこちらに落ちている手紙や日記などを集めることで断片的にこの国で何が起こったのかが繋がって全体像を想像できるようになっています。

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だんだんと黒ずんでいくリリィーどんな結末が待ち受ける?

最初は白く輝くリリィちゃんですが、たくさんの不死者を浄化していくとだんだんと黒く濁っていくのが分かります。不穏なラストが待ち受けていそうな雰囲気ですが、どんなエンディングが待っているのでしょうか?

エンディングは3種類用意されているので、リリィのいろいろな可能性を見ることができました。

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リリィに似た息絶えた少女たちー彼女たちはどういう存在なのか?

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自由度の高い探索

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複数に分岐する探索しがいのあるマップ

ステージは、たくさんのエリアが繋がった構造になっています。

マップでは未踏の部分やアイテムを取り切っていない所など分かりやすくなっていました。

最初は、通常のジャンプでは登れない段差や壊せない壁、水中など、さまざまなギミックがあります。

しかし、ボスを倒し浄化すると能力をゲットでき、2段ジャンプや水中を泳げたりと自由度が高まります。

始めはヘッドスライディングで敵の攻撃を避けていた弱々しかったリリィですが、どんどん人間離れした動きができるようになっていきます。

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水中でも自由自在に

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高速で移動ができるーしがみつく様子が可愛い

序盤から複数の道が選べるので、こっちのボスは強すぎるから後回しにして、こっちを探索してみようといった遊び方ができます。そして、そっちのボスを倒し新しい能力を得て難しかったボスに挑戦すると勝てたりと達成感があります。

ボスや中ボスを倒して得た力を強化したり、攻撃力や防御力があがるレリック(装備品)を集めることで有利に探索やバトルを進めることができます。

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いろいろな効果のあるレリック

攻撃方法はボスを倒して得たスキルから3つ(×2セット)選ぶことができます。自分にあった攻撃方法やそのステージの敵に有効な攻撃を選んでセットする必要があります。

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スキルを強化したり組み合わせを変えて戦略を練る

美しい音楽

楽曲を手掛けるのは、音楽制作集団・Mili(ミリー)です。

リズムゲーム「Deemo」やアニメでも聞いたことがあるという方もおられるかもしれません。

Miliの手掛けたエンダーリリーズの音楽は透き通るような美しさと少し哀しさを感じる曲が多く、ステージではボーカルもついていたりと良かったです。

また、水中に入ると曲がこもって聞こえたりと、こだわりがあって良かったです。

私は序盤のステージで聞ける「Harmonious」という曲がとても気に入っています。息遣いを感じる音やフフンと口ずさむボーカルが良い味のある曲です。

MiliのYouTubeチャンネルでは、エンディング曲の「Bulbel」が公開されていました。他のMiliの曲も良かったですよ。

 

 

SpotifyでENDER LILIESと検索するとサントラがまるまる聞くことができるのでおすすめです。今、私はENDER LILIESのサントラを聞きながら、このレビュー書いています。

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繰り返すことでクリアできる難易度のバトル

敵に赤い線がぴかっと光ると攻撃してくる合図です。敵の攻撃パターンを覚えて対処していきます。

攻撃のタイミングが分かるのなら簡単そうに思いますが、実際プレイすると難しいです。

始めは1パターンの攻撃しかない敵が登場しますが、だんだんと2パターン、3パターンの攻撃方法を持つ敵が現れます。単純な攻撃の敵でも複数に囲まれると避けられずやられてしまいます。

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単純な攻撃の敵でも囲まれるとやっかい

コツは攻撃でごり押しせず、ちゃんと避けることです。攻撃は最大の防御だ~と攻撃してばかりだとすぐにやられます。

リリィのレベルを上げても、ごり押しで行こうとするとすぐにやられてしまいます。

敵の攻撃パターンは決まってるので、攻撃・攻撃・避ける・攻撃・攻撃・避けるなどリズム感で覚えると雑魚敵は対処できました。

中盤からパリィもできるようになりますが、下手くそな私には難しかったです。パリィせずに、避けるだけでもちゃんとクリアできました。

何度もやられるけどストレスフリー

やられてもチェックポイントからすぐにやり直せます。

しかもゲームオーバーでもペナルティがなく、上がったレベルもそのまま、取ったアイテムもロストしないので、あそこのアイテムを取るまでは頑張って耐えようと思えます。

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チェックポイントからすぐやり直せる

PS5では、やられてもロードなしですぐにチェックポイントからやり直せるので快適でした。他のハードでもロードなしなのかは分からないです。

ボスは本当に難しい

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どのボスも強敵

どのボスも何回か死にました。

特に序盤の「老戦士ゲルロッド」、中盤では「狂い戦士ウルヴ」は、なかなか勝てませんでした。

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狂い騎士ウルヴは何十回と挑戦してもなかなか勝てませんでした

「狂い騎士ウルヴ」は第3形態まであり、第1形態でも難しく何十回繰り返しても勝てませんでした。

他のステージを探索し、他のボスの能力を得て、レリックを集めたり、スキルを強化したり、スキルの組み合わせを変えてみたりしてなんとかクリアできました。

あと、避けることに専念し、無理に攻撃せず確実に攻撃できるときに攻撃するのを繰り返すのも大切です。

倒した時の達成感は物凄かったです。死にゲーというものにはまるプレイヤーの気分がちょっと分かりました。

クリア後のやり込み

クリア後はNewGame+が選択できるようになります。引き継ぎ有りで開始できますが、敵も最終チャプターと同等の強さになります。

またチャレンジによる縛りプレイも可能です。その中には「一度でも攻撃を受けるとHPが0になる」といったものもあります。

他にも倒したボスと次々戦ういわゆるボスラッシュモードである「連戦の記憶」も解放されます。

通常のプレイでもぎりぎりクリアした私には無理な領域だな……と思いました。

何度も挑戦するけどストレスを感じないゲーム

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幻想的な世界、探索の楽しみ、何度も挑戦する強敵

最初は、他のゲームと並行して軽くプレイしようと思っていましたが、気付くとあの先には何があるのか、どうやって行こう、次はあのボスをこうやって攻略しようと考えていて一気にプレイしてしまいました。

何度もやられて何度も挑戦を繰り返すゲームですが、自分のプレイが上達しているのが実感でき達成感が得られたゲームでした。

雰囲気や音楽が美しく、ごり押しの攻撃だけではクリアできない、そんなゲームを遊んでみたい人におすすめです。