すごく迷ってましたが、Nikon ミラーレス一眼カメラ Z f のレンズキットを購入してしまいました。カメラの腕がなくても、基本の撮り方を知っていればめちゃくちゃ綺麗に撮れるカメラです。
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Nikon Z f を購入
2023年10月27日発売されたNikon Z f は、発売当初は品薄で買えない状態が続いていましたが、今は供給も回復し、注文してから2,3日後には届いてました。レンズキットで、お値段約33万円という価格でしたが、色々考えて購入を決定しました。
購入した理由は「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」
買った理由は、最近 FUJIFILMのX100VIやリコーのRICOH GR III HDFを買おうと狙ってましたが、人気過ぎて抽選も当たらず、予約もできないというのが続いており、それだったらフルサイズのニコン Z f を買ってしまおうと思ったからです。「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」というマリー・アントワネット論法で購入しました。
コンデジが買えないからと思い切りましたが、X100VIの転売価格を見ると Z f を正規で買う方が安くなってます。Zfは品薄が解消されており、注文してすぐに届きました。楽天市場で購入したのですが、ポイントが通常以上に還元されるキャンペーン中+お買い物マラソンなどでかなりお得に購入できました。
他の理由としては、これからも円安や物価高が進みそうなので、カメラもどんどん高くなるだろうなと思ったからです。待てば安くなることは、ほとんど無さそうです。逆にどんどん高くなっていくなら、欲しいタイミングで買った方がいいと思いました。
カジュアルな(お値段もカジュアルな)Zfcもありましたが、長く使えるいいカメラを買っておきたいと考えて Z f に決めました。
触った感想
アナログチックでレトロなデザインですが、最新機能が搭載されたカメラとなっています。スペックなんかは公式サイトなどで確認してください。
シャッタースピードなどのダイヤルは真鍮製になっており、見た目の高級感と手触りが最高です。回すと「カチカチ」という感触がとても心地よいです。


液晶モニターはバリアングル式で、ファインダーで見る時は革の方で、モニターを見る時はひっくり返して見ることができます。私はモニターで写真撮る派ですが、使わない時は裏返してます。液晶の保護とデザイン面で気に入ってます。
オートフォーカス機能も速く、手振れ補正などの必要な機能もそろってます。Zfc には手振れ補正がないというのも決め手になりました。
モノクロ専用レバーがあるのもいいですね。気軽に白黒写真が撮れます。
ちょっとはカメラの知識が必要
Nikon Z f は超初心者には難しいカメラだと思いました。ある程度、カメラを触っていて、F値とかシャッタースピードとか分かってないともったいないカメラです。
でも、そういった知識がちょっとでもあると、学びながらどんどん上手く撮れるようになるカメラだと思います。
私は、ソニーの α6100 からいきなりで、大丈夫かなと不安でしたが、基本の「き」ぐらいは分かっていたので、なんとか楽しんで撮影できています。
良かった点
Nikon Z f の良かった点は以下がありました。
- クラシックな見た目
- モノクロ専用レバー
- サクサク操作
- メニューをスマホのように手で動かせる
- カーソル移動だけでなく便利
- 液晶がかなり綺麗で見やすい
クラシックな見た目
やっぱり見た目大事です。使わない時も机に置いて、眺めてニヤニヤしてます。重厚感がありつつもレトロで可愛い味わい深いカメラです。
こういったデザインをヘリテージデザインと呼ぶみたいです。ヘリテージとは「遺産、継承物。また、伝統、伝承」という意味があります。ニコンの過去の遺産を今に継承する伝統あるデザインで、時代を超える普遍性があるなと感じました。
モノクロ専用レバー
レバー1つで、手軽にモノクロ写真に移行できます。これは白黒写真を撮ってほしいというニコンからのメッセージに感じました。
さらに、ピクチャーコントロールで以下の3種類が選べます。
- モノクローム
- フラットモノクローム
- ディープトーンモノクローム



カリッとしたものからふわっとしたものまで、白黒写真でも色んな表現方法があるんだなと実感しました。
サクサク操作
メニュー操作もオートフォーカスも、撮影もなにもかもサクサクですね。触っていて気持ちいい操作感です。
メニューをスマホのように手で動かせる
上記と似たようなことですが、液晶画面をカーソル移動だけでなく、タッチ操作でき便利です。昔のカメラはカーソルで一個一個上下に押して移動していましたが、Zf はスマホのようにスーッと動いてくれることに感動しました。
液晶がかなり綺麗で見やすい
かなり綺麗です。太陽の光が強い屋外でも撮った写真を確認しやすかったです。ファインダーの映像も綺麗で、撮った写真を見直す時、ファインダー越しに映像が広がっているように感じます。こういったところも写真を撮りたいという意欲を継続させるために必要だと思いました。
イマイチな点
当然ながらイマイチな点もありました。
- 重い
- グリップがない
- ソニーと逆な点が多い
重い
重いです。想像の倍は重いと思います。そのおかげで、α6100が軽く感じるようになりました。お出かけで気軽にカバンに入れられる軽さではないですが、でも持っていきたい・・・!
グリップがない
なだらかでグリップがありません。デザイン的には最高なんですけどね。シンプルでクールです。
ですが、撮影時はちょっと持ちにくいかもしれないです。レンズキットの40mm f/2 なら問題ないですが、もっと長いレンズを装着するとバランスがとりにくそうです。
ソニーと逆な点が多い
レンズ装着時にレンズがはまらない!?となりましたが逆向きでした。慣れの問題ですが、色々操作の勝手が違いました。
今後の予定
楽天ポイントが大量にもらえる予定なので、周辺機器を揃えていきたいです。
あと、NIKKOR Z 24-120mm f/4 S のレンズが買いたいです。このレンズを買うと、普通に撮る分には何でも対応できるとユーチューバーが言ってました。でも高すぎる!お金を貯めて購入したいです。
キャンペーン中で、カメラの革の色を無料で交換できるみたいです。気になりますが、ブラックの重厚感ある感じも好きなので、このままでいいかなと思ってます。でも気になる・・・。
ソニーのα6100はどうしよう?
ソニーのα6100 は、手放そうか迷い中です。あまり使わなくなりそうだけど、初めてのミラーレスということで思い入れもあるし・・・。Z f のブラックと対比したホワイトカラーなので、見た目も気に入ってます。広角レンズを購入して、街歩きのスナップ専用カメラとして使って行こうかなと思います。
Nikon Z f はずっと持ち出したいカメラ
眺めてるだけで所有欲が満たされるカメラです。どちらかと言えば、引きこもりがちな方ですが、写真を撮りたくて外に出ることが多くなりました。
撮るのが楽しいと感じる素晴らしいカメラだと思います。まだまだカメラ初心者ですが、Nikon Z f は考えて撮る必要のあるカメラなので、使っていくうちに上達できそうなカメラです。