「SCARLET NEXUS(スカーレットネクサス)」の「ユイト編」をクリアしたのでレビューしていきます。
スカーレットネクサスは、まず世界観に惹かれプレイし始めました。
さらにアクションも独特かつサクサクで最後まで飽きることなくプレイできました。
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独特な世界観やアクションの「スカーレットネクサス」レビュー
スカーレットネクサスをプレイしいいなと思ったのは、世界観、キャラクター、アクションです。
「スカーレットネクサス」の世界観
個人的にこのゲームで最初に興味を持ったのは、世界観や敵のデザインでした。
近未来SFの世界で、街中の看板や装飾がデジタルで表示されており、未来でARなどが発展するとこういう世界もありえるかも、という世界観に惹かれました。
立ち入り禁止のテープがデジタルだったり、見てはいけないものの規制がデジタルで施されたりとよく考えられているなと思いました。
アニメでいうと攻殻機動隊、映画ならマトリックスなど電脳が発展した世界が好きな人は「スカーレットネクサス」の世界も気に入るはずです。
あと敵モンスターで、女性の足のようなものに花が咲いている敵など、カラフルだけどいびつなデザインもすごく好みです。
「スカーレットネクサス」のキャラクター
アニメ調のCGで描かれたキャラクターたちは、JRPGの到達点の一つだなと思いました。
とくに女性キャラが可愛いのが良かったです。
「ユイト編」ではユイトの幼馴染のハナビがめちゃくちゃ可愛かったです。
コミュニケーションが苦手なツグミも仲良くなると意外な一面を見せてくれてよかったです。
他の女性キャラや男性キャラも仲良くなると個性が垣間見られ愛着がわいてきます。
アジトを拠点にプレゼントを渡してキャラの好感度を上げたり、キャライベントを観れるのですが、渡したプレゼントで部屋がどんどん賑やかになっていくのが楽しかったです。
物語後半では、仲間全員とのイベントがあり、仲間との仲良さそうな雰囲気がでていました。
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爽快な戦闘アクション
最初はごちゃごちゃして操作できるのか?と思いましたが(実際、体験版プレイした時は操作が難しくて買うのやめようかなと迷いました)慣れるとスピーディーで爽快なアクションが楽しめました。
剣での通常攻撃をしながら、念能力でエリア上に散らばる物体を敵に投げつけます。
さらに、仲間の超脳力を「SAS」という仮想ケーブルを介して借りることができ、発火や瞬間移動などを同時に使用していきます。
通常攻撃で体力を削ったり、仲間の超能力で弱点を突いたり、念能力で相手の防御を削り一撃必殺に持ち込むなど戦略の幅が広がります。
PS5ならアダプティブトリガーに対応しており、念能力の発動の感覚が味わえました。
ストーリーは一本道
流れとしては、「フェイズ」という章で区切られており、メインフェイズでストーリーとアクションで話を進め、合間の「スタンバイフェイズ」でキャラの好感度を上げたりキャライベントをこなしたりサブクエストをこなしたりできます。
メインフェイズ(ストーリーとアクション)→スタンバイフェイズ(キャラと交友やサブクエスト)→メインフェイズ という流れでストーリーが進みます。
メインフェイズのステージは探索要素は少なく、一本道でサクサク進みます。
やりこみたいという人には不満かもしれません。
サブクエストは○○を何体倒せ!○○を何個集めろ!みたいなお使いで、ストーリー性も低くやりがいがありませんでした。
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いまいちな点
- ストーリー中盤で、もう一人の主人公グループと敵対するのですが、スタンバイフェイズで敵対している側のキャラとも交友イベントが発生し、さっきまで殺されそうになったのに何で?と違和感が大きかったです。
- せっかく綺麗なアニメ調CGですが、イベントシーンは紙芝居(キャラの顔が別の枠で表示されしゃべりだす)になってしまいます。ちゃんと動かしてくれると没入感がもっと出せただろうにと残念でした。実際動きがあるイベントシーンは良かったので惜しいと思いました。
- 主人公以外が操作できないのも残念な点です。主人公は仲間の能力も使用できるので必要ないとも言えますが、ハナビをはじめ他のキャラも魅力的で、自分で操作できたらいいのにと思いました。
総評
世界観、キャラクター、アクションが良くプレイして良かったと思います。
残念な点もありますが、作品に魅力があるが故のデメリットなので、キャラや世界観を見て興味を持った人はプレイして損はないでしょう。