PS5「ラチェット＆クランク パラレル・トラブル」をクリアしたので、感想や評価を紹介します。
まるで遊園地のジェットコースターアトラクションのようなゲームでした。
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「ラチェット＆クランク パラレル・トラブル」レビュー
PS5のソフト「ラチェット＆クランク パラレル・トラブル」はロード爆速、コントローラーの新体験、３Dオーディオを満喫でき、PS5所有者なら是非プレイしておきたいタイトルだと思いました。
ゲームプレイ体験重視の作品なので、前作やっていなくてもストーリーは別に気にならないと思います。
気になるという方は、シリーズ第1作目のリブート作品がPS4「ラチェット&クランク THE GAME」でプレイできます。（PS5のPSplus加入者なら｢PS Plus コレクション｣にあります）これをプレイしておくと全体の世界観が理解しやすいと思います。
ストーリー
敵であるドクター・ネファリウスにより時空が乱れてしまい、ラチェットとクランクは異次元に飛ばされ離れ離れになってしまいます。
パラレルワールドということで、もう一人の自分たち（リベットとキット）が登場します。
ラチェットとクランクが再び出会えるようにリベットは協力してくれて、２人の主人公を交互に操作しながら異次元発生を食い止める旅に出ます。
ラチェットとクランクは、今までのシリーズを通して固い絆がありますが、パラレルワールドのリベットとキットはお互い初対面です。二人の過去が交差し、仲良くなるまでの過程が描かれているのもストーリーの魅力の一つです。
何もかもが速い！爆速ロード！
通常、ゲームをスタートさせるとゲーム会社やソフトウェアのロゴが流れ、スタート画面になります。でも、ラチェクラはゲーム起動後すぐにスタート画面になりゲームを開始できます。
ゲーム中もロード画面がなく、ゲームオーバーになってもすぐにリスタートできます。
ノーマルでもけっこう難易度が高く（私が下手なのもありますが）すぐやられてしまうので、ロードなしですぐ再開でき、ストレスになりません。
今作では時空が歪んでしまった世界を旅します。ステージを歩いていると、次元が歪みいきなり違う世界にワープしますが、ロードなしで目の前に違う世界が迫ってくる演出は圧巻です。
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コントローラーの新体験が楽しめる
PS5のコントローラーDualSenseの機能が楽しめました。
アダプティブトリガーの体験
LRトリガーを押す重みが変わる、アダプティブトリガーの体験ができます。
それぞれの武器に2種類の機能があり、例えばトリガーを半押しで単発、全押しで3発同時発射できたり、半押しで狙いを定め、全押しで発射などいろいろな使い方ができます。
Rトリガーを押すと、半押しの部分で一度トリガーが固くなります。さらに押し込むと全押しになります。直感的に操作できるので、１つのボタンが２つになった感じがしました。
弾切れになるとトリガーが軽くなるので弾がスカスカなんだなと直感的に分かるようになりました。
ハプティックフィードバックの体験
ハプティックフィードバックとして、色々な振動表現があるように感じました。
でもこの体験は、「ASTRO's PLAYROOM」（アストロプレイルーム）程ではないなと感じました。
３Dオーディオを満喫できる
「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」を使用し３Dオーディオを満喫できました。
敵のいる方向や高さが感じられました。
バーに入った時、談笑する人達の声、グラスの音などさまざまな音が、聞こえてくる場所が個別に分かるほどの定位感で楽しめました。
高速移動中に近くの物を通り過ぎるとき、耳元でかするような感覚が味わえました。
簡単操作で爽快アクション
私はシューティングが苦手ですが、ラチェクラはコミカルかつ簡単操作で爽快なアクションを楽しめました。
武器の中には、自動で敵を攻撃してくれる仲間を出せるものもあるので、組み合わせるとど派手かつ楽々と敵を倒すことができました。
スピーディー&超爽快アクション
広いフィールドの移動は徒歩だとかなり面倒くさいことになりそうです。でもラチェクラでは、最初から超高速移動が可能です。
広いフィールドをモンスターに乗ったり、ホバーで駆け抜けることができます。
それらの乗り物は通常モードでも速いのに、さらに高速スピードを出すことができます。
荒野のフィールドをホバーで超高速移動するのが超爽快かつ楽しかったです。
広大なフィールド移動を楽しくさせるのは、スパイダーマンでニューヨークシティーの移動を爽快にさせたInsomniac Games（インソムニアックゲームズ）ならではです。
巨大ロボットの猛攻から、レールに乗って逃げる場面は物凄くスリリングでした。
世界観がすごく良い
飛行船に乗り宇宙の色々な星を旅していきます。緑豊かな星だったり、荒れた荒野、ロボットだらけのスチームパンクな星、滅びてしまった星等々……。
そういった世界が、ピクサー映画とスターウォーズをあわせたようなテイストで描かれています。
個人的には、スターウォーズにでてきそうな荒野で巨大ロボットが歩行している星がストライクです。広い荒野をホバーで超高速移動できたのも爽快でした。
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フォトモードが楽しい！
フォトモードはゲーム「スパイダーマン」と同じ感じでした。フィルターやフレームの種類も多く、ステッカーを張ったりと画面を楽しく彩ることができます。
光源を設置したり、露出やぼかしなどカメラのような機能もあるので、戦闘シーンの最中でも綺麗な画を狙うことができます。
いまいちな点
セーブがオートセーブのみで、途中でやめると前のセーブポイントからになってしまいます。物語がノンストップでどんどん続いていくので、やめ時が分かりにくいのがいまいちな点でした。
あとは、ボリュームが少ないと感じる人もいるかもしれません。個人的にはエモーショナルな体験をギュッと濃縮していたので良かったと思います。
「ラチェット＆クランク パラレル・トラブル」まとめ
「これがPS5でできることです！」というのを全て詰め込んで体験できたのが良かったです。
テーマパークでジェットコースターなどの色々なアトラクションを体験したかのようなドキドキが詰め込まれた良い作品でした。
「ラチェット＆クランク パラレル・トラブル」をプレイすると、PS5が発売されて1年程でここまでできるなら、数年後にはどのような体験が待っているの⁉と楽しみになります。
