京都国際マンガミュージアムで開催されている「九井諒子展」と「ダンジョン飯 迷宮探索展」に行ってきました。マンガミュージアムは、廃校になった小学校を改築したもので雰囲気が良かったです。
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「九井諒子展」 &「ダンジョン飯 迷宮探索展」
東京、名古屋で開催されたアニメ「ダンジョン飯」の展覧会「ダンジョン飯 迷宮探索展」がリニューアルされ、ダンジョン飯の作者 九井諒子先生の作品の原画が展示されている「九井諒子展」と併せて京都国際マンガミュージアムで開催されています。
個人的には九井諒子先生の作品は、ダンジョン飯以前の短編集から入っているので今回の展覧会は大満足でした。
「九井諒子展」
九井諒子先生の作品はダンジョン飯が初連載作品ですが、それ以前に3冊の短編集が出ています。ファンタジーのお約束を少しひねった物語展開が好きで、一気にファンになりました。
九井諒子展では、「竜の学校は山の上」、「竜のかわいい七つの子」、「ひきだしにテラリウム」、「ダンジョン飯」のカラーイラストやラフ、原画が展示されていました。短編時代から竜をさばいて料理するシーンもあり、今の原点になってるのかもと思いました。
当時「竜のかわいい七つの子」の表紙に惹かれて購入し、内容も面白くて、他の短編集も一気買いした思い出です。
アニメのダンジョン飯EDのカラーイラストも展示されていて見ごたえがありました。
ほぼデジタルで描かれているみたいですが、初期の貴重なアナログ原稿も見ることができました。昔から書き込みが緻密で今と変わらない画力でした。
↓で九井諒子作品と展示物を絡めた記事を書いています。
flamingo-book-club.hatenablog.com
「ダンジョン飯 迷宮探索展」
こっちの展示は規模縮小されたのかな~という感じでした。階段の踊り場に食べ物の再現模型が置かれており、マンドレイクとバジリスクのオムレツやコイン虫のせんべいがリアルに再現されていました。
小部屋には、ケン助(剣)とレッドドラゴンのオブジェなどが展示されていました。個人的には原作の原画が見たかったので、おまけのフォトスポットと考えて楽しかったです。
購入したグッズ
九井諒子展から「竜のかわいい七つの子」のポストカードセットを購入しました。九井諒子先生の作品で初めて読んだものなので思い出深いです。
「竜の学校は山の上」から「ダンジョン飯」までの登場キャラが集合したクリアファイルも豪華です。「ダンジョン飯」からは登場キャラが掃除している絵柄とテーブルに座ってるポストカードセットを購入しました。たくさん買うともらえるクリアカードはライオスの絵柄でした。
複製原画や「デイドリーム・アワー」の絵柄のキャンパスボードなど買おうかな・・・と思いましたが、ちょっとお高いのであきらめました。
京都国際マンガミュージアム
今回の「九井諒子展」と「ダンジョン飯 迷宮探索展」は京都国際マンガミュージアムの一部で展示されていました。他は漫画がずらーっと棚に展示されていました。
イスも至る所に置かれており、展示されている漫画は全部読むことができました。夏休みなので子供も多く、熱心に漫画を読む姿が微笑ましかったです。
漫画は昔の作品から今のものまで幅広く展示されていました。フェアコーナーでは、ダンジョン飯関連で色々な食事漫画が取り上げられていたのも興味深かったです。
外国人の観光客の方も多く、英語で書かれた漫画の説明を一生懸命読んでる横で、日本人はコミックスを手に取って読んでる姿の対比が面白かったです。日本語ネイティブとして翻訳されていない様々な漫画を楽しめるのは、日本人で良かったなぁと実感しました。
京都国際マンガミュージアムは、もともと小学校だったようです。廃校になった小学校を改築したので、校長室や多目的室などのプレートがあったり、教室の部屋を歩くと木の床が軋んだりと学校の雰囲気を味わえました。
コラボカフェ
京都国際マンガミュージアムにはカフェも併設されており、壁一面に漫画家さんたちの絵とサインで埋めつくされていました。森薫先生など好きな漫画家のサインもあり思わずパシャパシャと写真を撮りました。
ダンジョン飯とのコラボをしており、「ローストレッドドラゴン~盗れたて野菜サラダと略奪パンを添えて~」や「コカトリスの親子あんかけ飯 マンドレイク和え」などがありました。
私は「バジリスクとトマトのバジル冷製パスタ」を頼みました。バジリスクはシーチキンのような味です(笑) 食事をテーマとした作品なので、コラボカフェと親和性が高いですね。コラボメニューを頼むと特製ランチョンマットがもらえました。
まとめ
「九井諒子展」 &「ダンジョン飯 迷宮探索展」では、九井諒子先生の美麗イラストを堪能できたので大満足でした。ダンジョン飯以前からのファンなので感動もひとしおです。
展示だけでなく、漫画を読んだり、漫画の歴史を学んだり面白いミュージアムでした。年間パスもあるので、もし近くに住んでいるなら漫画を読むために毎日通いつめたくなる施設でした。