「ニーア レプリカント ver.1.22474487139... 」をプレイした感想を書いていきたいと思います。
グラフィックがきれいになり、音楽も良く引き込まれる作品でした。
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ニーアレプリカント レビュー
ニーアオートマタからプレイし世界観や音楽、バトルなど楽しめたので、その前作にあたる作品ということでプレイしました。
タイトルの「1.22474487139」は√1.5、つまりルート1.5ということでPS3版のリマスターとリメイクの中間ということらしいです。(グラフィックがきれいになり新ルートも追加されていたのでこういう位置づけなんだなと納得でした。)
操作感やバトル
ニーアオートマタのようにスタイリッシュなバトルが楽しめました。
以前インタビュー記事か何かで、主人公はオートマタがアンドロイドで、レプリカントは人間なのでオートマタ程のスピード感はでないようにした聞きましたが、十分スピード感ある操作感でした。
通常攻撃と魔法攻撃を組み合わせた息つく暇もないバトルを楽しめました。
難易度EASYを選択するとオートバトルが適用でき、攻撃や回避、アイテム使用まで自動で行ってくれるのでストーリを楽しみたいという方でも簡単にスタイリッシュアクションをプレイできます。
グラフィックやキャラクター
PS3版は未プレイなのですが、YouTubeなどを見るとかなりきれいになっています。
ニーアらしい透明感あるキャラクターや荒廃した世界観が表現されていました。
主人公のお供となる白の書がフィールドで話し相手になってくれたり説教してきたり、すねたりと可愛いキャラでした。本なのにすごく表情のあるキャラクターでした。
カイネは下着姿の女性キャラですが、見た目に反して口が物凄く悪いという第一印象はぶっ飛んだキャラでした。でも、ストーリーが進むにつれ優しさも垣間見えるいいキャラです。
エミールはオートマタで登場していましたがよく分からないキャラでした。
今回プレイして、こういったキャラだったのかと物語がつながった感が良かったです。
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ストーリー
人類は「黒文病」と呼ばれる不治の病と「マモノ」と呼ばれる怪物の襲撃に生活を脅かされており、いずれ滅びてしまう感じの悲壮感ある世界となっています。
少年期と青年期に分かれており、少年期は最初のルートで遊ぶことができ、その後青年期を繰り返しAからEエンドを見ることができます。
周回すると前のイベントシーンで見れなかった部分が明かされていき、このシーンで違うキャラがこういうことしていたのか、こういうこと考えていたのかと分かるのが良かったです。
人魚姫
攻略本「ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集 GRIMOIRE NieR」に収録されている「人魚姫」のエピソードが本編に追加されました。
ニーアシリーズらしい切なくも美しい物語でした。
初めての時はあっさりと終わり?な感じでしたが、周回すると全容が見えてきて心に残るストーリーとなりました。
Eエンド
Eエンドのルートは今作で追加されたようです。
カイネが操作できたり、新しいステージをプレイできました。
新しいステージはめっちゃニーアオートマタっぽい雰囲気だなと思いました。
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BGM
BGMはほとんどアレンジされていたようです。
オートマタでは、世界観と音楽で衝撃を受けたのですが、前作であるレプリカントも音楽がかなり良かったです。
透明感のあるヴォーカルやピアノの音楽から崩壊に向かって行くしかない世界の儚い感じが出ていました。
デボルが広場で歌っている歌「イニシエノウタ」が特に印象的でした。
いまいちな点
PS3のバージョンアップということで、ニーアオートマタと比べると操作感がいまいちだな……という感じる点もありました。
移動が長く、クエストのテンポが悪い
ファストトラベルが特定の場所からしかできず、ほとんどのマップで徒歩移動になります。
クエストで行ったり来たりしないといけないものが多く、ただ歩くのが時間がかかりめんどくさく感じました。
周回が面倒くさい
周回することによって1周目では分からなかった部分が2周目では明かされるという点はワクワクしますが、大筋のストーリーは同じなのでB、C、Dと繰り返していくと少々めんどくさく感じました。
ニーアオートマタでは、周回するたびに操作キャラが変わったりと新鮮さがあったのですが、レプリカントでは同じキャラをずっとなので飽きてくるかもしれません。
時間を忘れて没頭してしまうぐらいハマる
不満点も挙げましたが、それを上回る魅力があるのでEエンドに向かって一気にプレイしてしまいました。
魅力的なBGM、ハッピーエンドとは言えないけど心に残るストーリー、スタイリッシュな戦闘など、プレイして良かったと思えるゲームでした。
レプリカントをクリアした後に、もう一度ニーアオートマタをプレイしたいなと感じました。