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映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』見に行ってきました!さようなら全てのスパイダーマン

映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』見に行ってきました。

控えめに言って最高のスパイダーマン映画でした。めちゃくちゃ良かったです。

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スパイダーマン全シリーズ総まとめ!お祭り映画

今までのスパイダーマンシリーズを観てきたファンの人にとっては、今作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はめちゃくちゃ心に残る作品になったのではないでしょうか?

私は以前、金曜ロードショーとかで放送されたスパイダーマンを見るくらいで、シリーズも飛び飛びで見ていただけでした。

でも、PS4のゲーム『Marvel's Spider-Man』からスパイダーマンにはまり、サム・ライミ版、アメイジング、トム・ホランド版とシリーズ全部を観ました。

現在のシリーズになってからは、マーベルの他の作品はアイアンマンくらいしか見たことがない私にとっては、他の作品キャラがでてきたり「エンドゲーム」を観ておかないとチンプンカンプンなストーリーは……という感じで前のシリーズの方が良かったなと思っていました。

でも今回は、(ドクター・ストレンジは関係しますが)今までのスパイダーマン全てと関連していてスパイディーファンにとっては総まとめ的な豪華な映画となっていました。

 

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全シリーズのヴェノム達が勢揃いのお祭り映画

前作で倒した敵の策略により、スパイダーマンは世間に顔ばれ&悪評を受けることになります。

そこで、魔法の力で自分の正体が知られていない世界に戻してほしいとドクター・ストレンジに助けを求めます。

しかし魔法が暴走しマルチバース(いくつもの並行世界)の扉が開かれてしまいます。

PVでも普通に登場しているのでネタバレではなくなってると思うのですが、今までのシリーズに登場したヴィラン達が登場します。

1対1でも強力だった敵を複数同時に相手にしなければいけない絶望感は相当です。

これこそ全シリーズ総まとめのお祭り映画でした。

 

 

あとスパイダーマンの映画は毎回、バトルシーンの映像表現が凄いなと感心していますが、今回も意見の相違でドクター・ストレンジと戦うシーンは圧巻でした。捻じ曲がった幻想的なニューヨークの街で2人が戦うシーンは必見です。

大いなる力には大いなる責任が伴う

「大いなる力には大いなる責任が伴う」 スパイダーマンといったらこのセリフがあってこそですが、今シリーズMCUスパイダーマンでは全然出てきませんでした。

それが3作目になってようやく語られます。

誰がどんな場面で語るのかは是非スクリーンでご自身の目で確認していただきたいですね。ほんと涙なシーンでした。

今シリーズのピーター・パーカーは前シリーズまでのピーターたちと異なり、恵まれた環境にいてお気楽な感じでした。

しかし、この言葉が出てきたことにより、ようやくトム・ホランド演じるピーター・パーカーが今までのスパイダーマンと並びスタートラインに並んだと感じます。

「ホームカミング」3部作は完結してしまいましたが、MCU版スパイダーマンは続くようなので楽しみです。

以降はネタバレありの感想に続きます。

 

 

 

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以降はネタバレありの感想が続くので、見たくない方はここでストップしてください。

さようなら全てのスパイダーマン

さようなら全てのエヴァンゲリオンみたいな言い方をしていしまいましたが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は今までのスパイダーマンシリーズ全作が救済される物語となっていました。

というのも、今までのシリーズに登場したヴィラン達が登場するのなら、当然スパイダーマンも登場しますよね、ということでサム・ライミ監督版のピーター・パーカー(トビー・マグワイア)と「アメイジング・スパイダーマン」版ピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)が登場しました!!

少し年を取った彼らが、映画後の世界の話しをしていて(スイングすると腰が痛くなるとか)、ああ彼らの世界の物語も語られなくても続いていたんだと嬉しくなりました。

そして、3人のスパイダーマンが協力してヴィラン達と戦う姿はエモいの一言では言い表せられませんでした。

アメイジング2ではスパイダーマンは落下していくヒロインをぎりぎりのところで救えず死なせてしまいました。それがノー・ウェイ・ホームでは、今作ヒロインMJが落下して絶体絶命のシーンでトム・ホランド・スパイダーマンではなくアンドリュー・スパイダーマンが救出したところはホントにグッときてしまいました。

トビー・スパイダーマンは、救えなかったグリーンゴブリンの命を守ることができ、今後の親友・ハリーも救うことができたかもしれません。

このように今までのスパイダーマンに対しての救済も用意されており、シリーズ通してのファンなら涙なくしては観ることのできない作品となっています。

孤独なヒーロー「親愛なるあなたの隣人、スパイダーマン」

お祭り騒ぎの今作を収束させるために、最終的に友も含めて全員の記憶からスパイダーマンの正体を忘れさせるという結末になりました。

映画ラストで一人きりで物もないアパートの一室に引っ越すピーター・パーカー。孤独に雪降るニューヨークを飛び回るスパイダーマンの姿は少し切なくも、これこそ我々の知るスパイダーマンというラストでした。

今後始まるであろう新シリーズへの期待がいやが上にも、期待が高まります。