今年も色々な本を読むことができました。
今年読んでよかった小説やマンガを紹介します。
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マンガ多めの年でした
今年、私が読んで面白かった本を紹介します。
本当は作品ごとに記事にしたかったのですが、なかなか時間もなかったので年末に一気にまとめてみました。
ジャンプ+など無料で読めるマンガアプリにはまったのもあり、漫画が多めの年でした。
ちなみに、記事中の漫画の画像は、「許可されたマンガにおいて、アプリ、Webサイトからコマの投稿」ができる「アル」というサイトから取ってきています。
メイドインアビス
アニメ放送と並行して、読み返しました。(アニメも原作のリスペクトを感じ、とても良かったです。)
可愛らしく優しい絵柄・キャラクターなのに残酷な世界観が素晴らしい。
万人にオススメはできませんが、緻密な世界観にはまる人はとことんはまる作品だと思います。
作者はよくもまぁ、こんな展開を思いつくなぁと感心してしまいます。
葬送のフリーレン
「魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー」
ファンタジーでは、エルフは長命という設定をよく見かけますが、その設定を上手く生かしている作品でした。
派手さはなく、淡々と紡がれる物語ですが、とても惹かれます。
一気読みではなく、1エピソードごとにゆっくり読んでます。
candy & cigarettes
絵柄が好きな作品でしたが、いつの間にか完結していました。
おじいちゃんと少女の凸凹コンビが繰り広げるクライムアクション漫画です。
前半のハードボイルドな雰囲気が好きでしたが、後半の舞台が紛争地になり結構グロくなりすぎたのでちょうど良いタイミングで終わったかなと思います。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
ボッチだった主人公、黒木智子(もこっち)も3年生になり色々な人間関係ができました。
最近は、主人公以外の女子グループにもスポットが当たったりと群集劇なエピソードも含まれて、様々な人間ドラマが楽しめます。
もこっちの(何も考えていない)行動で、周りが振り回されたり人間関係が変化したりと、ギャグとシリアスのバランスがちょうど良いです。
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推しの子
まだ1巻ですが、「推しの子」というタイトルを回収するラストに驚きました。
推しの子ってそういう意味だったのか・・・予想外でした。
作中では本人たちは大真面目だけど見てるこちらは笑ってしまうシリアスギャグが秀逸です。
「かぐや様は告らせたい」でギャグが上手い赤坂アカ先生と、可愛いけどどこかネジが外れた女の子の描写が秀逸な横槍メンゴ先生のタッグが見事にマッチしています。
来年はアニメ放映されるみたいなので、最新話まで先に予習しておこうと思います。
すわっぷ⇔すわっぷ
すでに完結している作品ですが、電子書籍でかなりの格安セールだったので購入しました。
ある日、キスで入れ替われることに気付いた二人の女の子を中心とした4コマです。
入れ替われるのが便利で、カジュアルにキスする春子と、抵抗しつつも入れ替わりの便利さで毎回キスしてしまう夏子のギャグ漫画でした。
全4巻でサクッと読めるので、カジュアルな百合が好きな人におすすめです。
ぼっち・ざ・ろっく!
アニメの出来が物凄く良かったですね。絶賛ぼっちロス発動中です。
アニメは4コマの原作を上手く広げていたなと思います。
原作では、バンド仲間が結構ぼっちちゃんに対するツッコミが鋭いですが、アニメでは同じセリフでも丸くしている感じがしました。
「ぼっち・ざ・ろっく」のタイトルを回収する1巻だけでも読んでほしい!そこで、一気に「ぼっち・ざ・ろっく」という作品に惹き込まれました。
アニメの出来が物凄く良かったです。(2回目)
作中の曲も、歌詞がちゃんと青春コンプレックス感溢れている(作中ではぼっちちゃんが担当)のに、陽キャの喜多ちゃんが歌うというギャップがちゃんとでていました。
感想が止まらなくなりそうなので、1つの記事で書けたらいいなと思います。
ジャンプ+
今年にアプリで漫画が読めるジャンプ+にはまりました。
連載中の漫画は、最初から最新話まで読めてしまえる(次回はコインが必要)ので、一気に最新話まで追いつけるのが気に入っています。
チェンソーマンやスパイファミリーなど話題作がそろってるのも大きいです。
チェンソーマン
ルックバック、さよなら絵梨から藤本タツキ先生にはまり、チェンソーマンもはまりました。
戦闘シーンの構図が大胆でかっこいいです。
主人公デンジの荒唐無稽な性格や、全力でシリアスにバカをやってる所が魅力です。
アニメは、もう少し演技を過剰にしてほしい派です。
幸薄少女コベニちゃんが気に入ってます。
けっこう話を忘れてるので読み返したいなと思っています。
株式会社マジルミエ
ベンチャー企業の魔法少女の会社という変化球の魔法少女もの+お仕事ものストーリーです。
仕事としての魔法少女のあり方や、ベンチャー企業として大手ではできないフットワークの軽さなど、ファンタジーだけどリアルなお仕事漫画としても読める作品です。
主人公が頭を使って問題を解決していく展開も好みです。
他にも
「ダンダダン」や「あやかしトライアングル」などなど色々読んでます。
読み切り作品も面白いものが多いので、おすすめのアプリです。
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クララとお日さま
ノーベル文学賞を受賞したことがあるカズオ・イシグロ先生の作品です。
AIロボットと人間の少女が織りなす心の交流が描かれます。
翻訳の方の力量なのか作者の持ち前の味なのか分かりませんが、まるで絵本を読んでいるような感覚になる優しい物語でした。
原題は Klara and the Sun ですが、日本語では太陽でもなく日でもなく「お日さま」と訳していることで、本作の雰囲気が完全に訳されているなと感じました。
AIは感情を持つのか、その思考は本物か・・・
今までも映画、小説、ゲームと色々な媒体で答えが出されてきましたが、本作でも考えさせられる内容となっていました。
光圀伝
SFのイメージがあった冲方丁先生ですが、「天地明察」も含めて歴史系も間違いなく面白いものを書いてくれると確信でる作品でした。
本書は、水戸黄門で有名な徳川光圀の生涯を書いた超大作です。
水戸黄門の好々爺のイメージがありましたが、若者時代のトラのような気性の荒さや文学においての才能を発揮していく様が描かれ徳川光圀のイメージ像が180度変わりました。
史実でも原因不明な藤井紋太夫を手討ちにした理由が、彼の人生を追っていくことで自然と納得できるように(フィクションですが)書かれており、作者が見事最後まで描き切ったなと思いました。
「天地明察」ともリンクしており、読んでいるとニヤリとできるところもありました。
大河ドラマ化してほしいと期待してしまう出来の良さでした。
まとめ
今年は漫画多めの年でした。
小説は積んでるものも多いので、来年は積読を崩していきたいなと思います。